AES日本支部からのお知らせ


  1. AES日本支部役員(2009年9月1日〜2010年8月31日)

    支部長 中原雅考
    副支部長 三村将之
    監事 亀川徹
    無任所理事 小野一穂 小谷野進司 濱崎公男
    運営担当理事
    (賛助会員推進担当)
    中村寛 西田英昭
    例会担当理事 山崎淳 尾本章 内村和嗣
    会員担当理事 菅野重信 入交英雄
    渉外担当理事 中川原修 鈴木弘明
    会計担当理事 小谷野進司 中島博和
    広報担当理事 星和磨 丸井淳史
    技術担当理事 西村明 由雄淳一
    教育担当理事 沢口真生 亀川徹
    顧問 石野和男 田中邦麿 中沖忠彦 千葉精一 郷勝哉
    事務局長 鈴木弘明


  2. 本部表彰
    日本支部会員の山本 武夫 氏に、永年に渡るAES活動に対する貢献により、本部からシルバーアワードが贈られました。

    表彰場所 第117回AESコンベンション サンフランシスコ
    表彰日 2004年10月27日

    山本武夫氏は、東京大学より1951年に学士号を、ならびに1962年には工学博士号を授与されました。 1951年東大卒業直後、NHKに入社し、NHKの技術研究所の音響研究部に所属。
     1955年には、三菱電機(株)で生産され、いまだ多くの日本のスタジオの中で使用されている2S-305モニタリングスピーカを設計しました。 1965年には、FM放送のためにMCタイプのステレオピックアップDL-103を設計しました。 DL-103は日本コロンビアによって生産され、現在でも日本の多くの放送局で使用されています。
     1972年3月に、山本博士はパイオニア株式会社に入社し音響研究所を組織しました。 また、1972年8月には同研究所の所長となり、この年の11月に、研究開発担当取締役となりました。 1973年には、博士の指導のもと、博士のNHK技研時代にはリードオンリーのために開発着手出来なかったレーザーディスクおよびレーザーディスク・プレーヤーの開発を同研究所において開始したました。

     アムステルダムの第96回AESコンベンションでは、テクニカルコミッテイSC-02-02へ96kHzサンプリング周波数を提案しています。 また、サンフランシスコにおける第97回AESコンベンションでは、「96kHzサンプリング・デジタル・オーディオの提案」という論文発表とデモンストレーションを行ないました。 1994年6月に、パイオニアの取締役副社長を退きました。
     山本博士の永年の継続的なAES活動の中におきましては、第3回AES東京コンファレンス(1985年6月)、第2回AES東京コンベンション(1987年6月)、および第7回AES東京コンベンション(1995年6月)のコンファレンス・nbsp;るいはコンベンションチェアマンを務めています。 また、1984年には日本支部長を、1983-1985年と1986-1988年には本部ガバナーを務められています。博士は、また、AESフェローでもあります。

     そして、このたびサンフランシスコの117回コンベンションでいままでの業績に対してシルバーアワードがAES本部より贈られました。



    また、同日、日本支部会員の朝倉 昭 氏がFellow Memberとして承認され、次回のバルセロナコンベンションで表彰される予定です。

    朝倉 昭 氏は、今日まで大きく育ったAES日本支部の創始者であること、業務用フォノカートリッジ・並びにトーンアームを開発実用化したこと、数々の規格策定に貢献された事などに対して贈られます。


  3. 2003年12月2日、AES会員 根岸 廣和氏 (M-33589) に名誉大英勲章CBEが送られました

    【英国大使館  プレスリリース  03/125 LO  2003年12月2日】

     根岸氏はキヤノンUK在職中、キヤノン社初の海外研究開発センター、キヤノン欧州研究所を設立し、代表として7年間勤められました。
     サリー大学のリサーチパークに開設以来、同センターの活動は継続して活性を呈し、幾つかの新会社設立に関する多く貴重な研究を創出しました。 そして、同センターを介した根岸氏の活動が認められ、1993年にサリー大学名誉研究特別会員に選ばれました。
     又、日英ハイテク産業フォーラム参加者である根岸氏は、ハイテクノロジー分野における日英関係強化を積極的に推進されました。
     根岸氏のこのような日英関係に対する活動を高く評価すると共に感謝の意を表すために、本日12月2日、駐日英国大使館にて名誉大英勲章CBEが根岸氏に授与されました。

    [略歴]
    根岸氏は、1963年4月にキヤノン入社後、開発本部、中央研究所、複写機開発本部等を経て、1979年3月からキヤノンアムステルダムをはじめ英国勤務、 そして1994年11月から本社D&D総合戦略室、D&D業務課、技術教育規格化上席担当部長を務め2000年3月に定年退職。2000年4月からキヤノン再雇用入社後、 技術教育課、ヒューマン工学研究プロジェクト、そしてコアテクノロジー総括本部中央研究所に勤務し、2003年3月に再雇用満了退社されました。

    叙勲式の写真及び勲章に関する照会先:英国大使館 広報部/永谷 氏
    TEL : 03-5211-1303. FAX : 03-3230-0624.

  4. Award News

    以下の方々が本部より表彰されました。

    • 由雄 淳一 氏, パイオニア(株)研究開発本部 
      表彰件名Fellowship Award
      表彰場所第111回AESコンベンション ニューヨーク
      表彰日時2001年11月30日
      表彰理由DVDの開発,規格化への貢献に対して

    • 藤本 正煕 氏
      表彰件名ボード オブ ガバナー賞
      表彰場所第112回AESコンベンション ミュンヘン
      表彰日時2002年5月10日
      表彰理由第10回AESリージョナルコンベンション東京のチェアリングに対して

    • 中島 博和 氏, TBSラジオ&コミュニケーションズ 技術局
      表彰件名Citation
      表彰場所第112回AESコンベンション ミュンヘン
      表彰日時2002年5月10日
      表彰理由AES日本支部への貢献と、日本におけるAES3規格の普及活動に対して


  5. Fellowship Award
    下記の3名の日本支部会員の方々に Fellowship Award が送られました。
    授与は2001年5月12日 Amsterdam AES Convention 初日。

    NHK放送技術局制作技術センター
    音楽芸能番組技術音声 深田 晃 氏

    NHK放送技術研究所 宮坂 栄一 氏

    日本ビクター(株)
    技術開発本部企画室 鈴木 弘明 氏